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店舗開発室の外注

オフラインの店舗ビジネスでは、昨今の新型コロナウィルスや東日本大震災のような不測の事態や、既存店の立て直しなどの理由で、出店が止まることは頻繁にあります。また不確実性が高い時代なので、無理に体制強化を進めるより、身軽さを持つ方が、時代にあっていると考えています。

店舗開発という仕事は特殊です。営業職であり不動産業・マーケッター・広報役でもあります。そのスキルは店舗ビジネスから育むことは難しいかもしれない。かといって実績ある人材を中途採用したからといってパフォーマンスが発揮される保証もない。街場の不動産業者も商業施設も、新陳代謝は活発で、物件を選ぶ時代に入ってきました。よって過去の実績やネットワークは大してあてにならなくなってきています。
仕事に対してのフィーは妥当なのか?も図りにくく、それに対して正社員の場合、一般的には年収×1.6が実際のフィーと考えられますが、店舗開発の場合、旅費交通費もプラスにかかることを予算化する必要もあります。

「何年で何店舗」という目標を実現して行くためにどのようなメソッドが組めるか。
実際の出店は、資金面・採用市況・既存店状況も鑑みてなので、計画は非常に難しいものです。
ただ、少なくとも、物件開発だけであれば、出店プロット・条件など戦略面と条件の落とし所といったさじ加減も踏まえて、その目標が実現性あるかは図ることができ、どのようなシフトを組めば良いかも提案することはできると考えています。