TRUE COLORS「店舗開発室」開発メソッドex
あるティーカフェでは、スターバックスの顧客が「10回に1回自店に浮気」をすると仮定した場合はどんな出店になるか?「8回に1回浮気の場合は?」といったシミュレーションから全体設計し、候補になる出店場所を全部プロットすることを早い段階から行いました。そうするとアクションプランも明らかにでき、出店を決断する時にも役に立ちます。ジョインする前は5店舗でしたが、4年間で100店舗の出店が見えてきています。
また客単価4,000円強のダイニングレストランでは、営業時間と席数が決まっており、売上キャパも概ね決まっていたため、あらかじめ賃料の上限を決めて、人口が多い駅の1.2~1.5等路面立地に絞りました。
該当する物件が出たら、その日の夜に現調してLINEで上席に報告し、大きな問題がなければ翌日に申込書を提出するというフローで進めました。とにかくスピードを優先する方法です。開発担当は5年以上弊社一人だけですが、それをルーティンにしただけで、年間10~20店出店できており、上場が目の前まできています。
会社や業態で考え方は様々ですが、仮説検証しながら独自のメソッドを作ることができれば、短時間で、少ない人数で、効果的な出店をすることができると思います。